リベットシェーバーについて

 リベットシェーバーとは

・新技術情報提供システム(NETIS[ネティス])にリベットシェーバーFT型が登録されました。
◆NETIS 新技術情報提供システム|国土交通省
・リベット部ケレン作業の時間短縮と安全作業をお考えの橋梁ペイント塗替工事担当者様・技術者様へ
リベットシェーバーは作業時の振動を劇的に軽減し、膨大な数のリベットをケレン作業の負担を軽くします。

こんな事でお困りではありませんか?~リベット部ケレンの問題点~

■リベットの“根元・キワ”がとりにくい。
(ケレン残りやケレン忘れなどが発生)
■塗替工事対象がリベット接合鋼構造物のために膨大な数のリベットがあり大変。
■高いグレードのケレン種別が指定されている。
■リベット部の塗膜は厚く既存の工具では【時間と手間】がかかる。
■既存の重くて反動のある工具に代わる軽量で作業性の良いケレン工具が欲しい。
■安全な作業をしたい。
(既存の工具が重く生産性が落ちたり、適用外の使用方法により危険な場面がある。)

リベットシェーバーを導入すると

■リベット頭部、リベット周囲の塗膜残りが無いケレン結果がえられます。
■リベットに押し当て動かすだけで
【根元・キワ】から頭部まで最短3秒でケレンしてリベットの剥離時間を劇的に短縮します。
■既存の他工具と比べて軽いので狭い部分も片手で作業可能。
※ディスクサンダーにつけて約2kg
■リベットの剥離が驚くほど簡単。
■リベット部塗膜を完全除去し鋼面露出。
1,000μ以上の過大膜厚塗膜に対応

リベットシェーバーはこんな所で使えます。

鋼面露出面積40%以上の大面積ケレンを必要とする場合に使える。
■長期防錆型塗装系を適用する際の過大膜厚塗膜を100%除去する場合に使える。
■ブラスト工法の前処理に使える。
リベットの間隔が60mm以下のリベットが多量に密集している狭隘部に使える。
■トラス橋【端柱】と足場の間の“狭い所”やトラス橋【上弦材】等の“高い所”。プレートガーターの各種部材に使われているリベット部、特に【端補剛材】部に“密集”しているリベット部等の特殊部位に対して効果を発揮します。

橋梁の塗替え工事現場で実施テスト実績

■実橋適用例(鉄道橋・道路橋) : 【15橋梁(7都道県)】
■リベットシェーバー耐久実績データ : 【平均2,500~3,500個】 / 1個あたり

リベットシェーバー製品案内

橋梁用リベット塗膜剥離プロツール
独自の振動軽減機能で作業の負担激減。【軽量・簡単・快適】で疲れにくい。

■用途
:鉄橋のリベットの剥離
■使用想定部位
:リベット部
■標準サイズ
:径5.2cm × 高さ9.5cm
■重量
:360g
■接続
:M10P1.5
■スパナ掛け部
:32mm/3.2cm
■推奨回転数
:2800~3700min⁻1
■1個の所要時間
:最短3秒。平均7秒。
■耐性個数
:3,000個※推奨回転数の場合

リベットシェーバーの機能と性能5つのポイント

性能・機能
作業性 振動軽減機能がしなりながら、反動を吸収します。
軽量性 単体で360gと軽く、一般的な電動工具と合わせても約2.0kg程度にしかなりません。
塗膜破壊力 特殊鋼製のリング刃と【根元ひっかき刃】によって塗膜を破壊します。
耐久性 特殊鋼に熱処理を施して高強度になり耐熱性・耐摩耗性が従来品より格段にグレードアップしました。
安全性 リベットにかぶせて剥離するので本体がリング刃のカバーの役目も果たします。

※推奨電動工具について

■回転数が2,800〜3,700回転/分の範囲で使用できる電動工具(各種ディスクグラインダ、各種電気ドリルなど)を推奨しております。
■参考-日立工機 無段変速電子ディスクグラインダ
■参考型番-G10VH(2,800〜11.000rpm{無段変速}) 電源/消費電力:単相100V/1010W

リベットシェーバーを支えるオンリーワン技術

現場テストと研究・開発を繰り返して作り上げられてきたオンリーワン技術を紹介します。
■現場で根元をもう少しとれるようにして欲しいとの要望を受けて開発された、この根元ひっかき刃の形状によってリベットと平面との【キワ】の剥離性が向上しました。

“特殊”スプリングによる振動軽減&反発吸収機能

現場での作業を少しでも楽に、簡単にするために作業性と軽量感を求めたのがスプリングを応用した“ショックアブソーバー部”です。
この振動軽減部によって電動工具の回転を刃部に伝えながら、リベットへの接触時に発生する反動や振動を軽減します。
回転させた時の”フレ”が少なく片手で作業できる程の作業性と軽量感(電動工具のスイッチをオンにした時の振動を少なくすることで感じられる軽さ)があります。

“よくあるご質問まとめ

対応するリベットの大きさは?
鉄橋のR18~R19[mm]のリベット専用です。
リベット一個あたり何秒くらいかかるのか?
劣化した塗膜ですと最短で3秒です。平均で7秒程度です。電動工具の”回転数”及び”塗膜の状態”等の諸条件によって変動します。塗膜厚みが600ミクロンを超える場合は若干長くなります。またエポキシ樹脂塗膜、ポリウレタン樹脂塗膜等の合成樹脂塗料系の場合も若干長くなります。
塗膜が厚くても対応するか?
1,600μmまでは実績があります。それ以上でも刃部が特殊鋼製なので塗膜を削って行きます。
対応する電動工具は?
標準推奨として無段変速型ディスクグラインダーをご使用ください。
ご要望がありましたら、電動ドリル等のアタッチメントもオーダーメイド制作致します。
取り外しに必要なスパナのサイズは?
スパナ掛け部のサイズは32mmです。32と刻印のあるスパナをご使用いただくか32mmまで開くモンキーレンチ等の工具をご使用ください。
リベットの塗膜がケレンできない。
少し力を入れて押していただいたり、少し本体を浮かせて丸刃や根元エッジで塗膜を破壊するイメージをして作業してください。破壊した箇所ができればそこからどんどん剥がれていきます。
なぜ無段変速のディスクサンダーが推奨されているのか?
9,000rpm以上の一般的なディスクサンダーですと、回転数が速い為に接触反動が大きく現れ刃部がすぐに損傷(早期摩耗・割れ)してしまいます。
いま使っている高速回転ディスクグラインダは使えるか?
市販されている、回転数を低減させる為のスピードコントロールリール(商品例 日動工業 SH-E 102)等を介していただくことでご使用いただけます。必ず2800〜3700回転に減速させてご使用ください。
刃の摩耗が速いように感じる
刃の摩耗は高速回転使用か、強く押しつけて使用するかによって刃部が高熱に耐えかねて早期摩耗してしまいます。
ご使用いただいている電動工具の回転数が推奨している回転数より速い場合と強く押し付けすぎている場合が考えられます。前者の場合は無段変速型ディスクグラインダーで2番以上の目盛で使用した場合、後者はかるく押し付けるように作業してください。
ご使用いただいている電動工具の回転数が推奨している回転数より速い可能性がございます。無段変速型ディスクグラインダーで2番以上の目盛で使用すると、刃部が高熱に耐えかねて早期摩耗してしまいます。
塩化ゴム樹脂塗料の塗膜もはくりできるか?
塩化ゴム樹脂は耐熱性が小さく、リベットシェーバー内側に溶着してしまい、塗膜破壊が困難になりますので適用不可と考えてください。

お取り扱いの注意点

リベットシェーバーの取り外しには必ずスパナ掛け部に32mmのスパナかモンキーレンチ等の工具をご使用して締めたり緩めたりして下さい。

製品について

■商品の仕様および外観は改良のため予告なしに変更されることがありますので、予めご了承下さい。
■適用外のリベットについては専用工具がございますので下記にお問合わせください。

塗替現場施工事例

施工実例【リベットシェーバー使用後】リベット塗膜厚800μm~1,200μm