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いわゆるサーメット

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WC(炭化タングステン)-Co(コバルト)系の合金を一般的に超硬合金と呼ぶが、 TiC(炭化チタン)やTiN(窒化チタン)をなどの金属炭化物や、窒化物などの金属化合物を硬質主成分とし、 Ni(ニッケル)やMo(モリブデン)やCo(コバルト)等を 結合剤(バインダ)とし、結合層となって作られている複合材料がいわゆるサーメットである。

TiC(炭化チタン)とは
WC(炭化タングステン)と比較して硬さや融点が高い。 
WC(炭化タングステン)と比較して耐酸化性や耐溶着性に優れる。
炭化物とは
炭素と炭素より陽性が高い元素からなる化合物の総称。 
化合物とは 
2種類以上の元素で構成され、単体の性質とは異なる。

サーメットは造語

セラミック(ceramic)とメタル(metal)の合成語がサーメットである。

加工におけるサーメットについて

  • 超硬と比較して、耐熱性や耐摩耗性が高いが脆くて欠けやすい。つまり靱性が低い。重切削には向かない。
  • 鉄との親和性が低いため、構成刃先などを生じにくく加工面がきれいに仕上がる。
  • 高温における耐酸化性に優れるため、高い温度での高速切削が可能で工具寿命が長い。
親和性が高いとは
溶着しやすい。くっつきやすい。仲がよい。 
親和性が低いとは
溶着が起こりにくい。くっつきにくい。仲がよくない。、耐摩耗性に優れる。

TiN(窒化チタン)系とTiC(炭化チタン)系の2種類に大別される。

参考資料